2024年9月の記事一覧
車輪製作始めました。
車輪製作始めました。
SLの車輪は本来、鉄を溶かして型に流し込む「鋳造」という方法で作りますが、春日部工業高校に鉄を溶かす設備がないので、「旋削」という方法で加工することになりました。更に、SLの車輪は形が複雑なのでプログラムして加工できる「ターニングセンタ」を用いて加工します。本日は、その準備段階として工具の取り付けと測定を行いました。この機械は2年前に導入されたもので「フェラーリ」が買えるほど高価なんだそうです。「ぶつけたらどうしよう。」….
動画は、ターニングセンタに切削工具(中ぐりバイト)を取り付けて
工具の大きさを測定している様子です。
SL大樹の試験走行を見学しました。
SL大樹の試験走行を見学しました。
南栗橋車輌センターにあるSL検修庫で分解整備中だったSL大樹C11325が組み上がって試験走行するということでしたので見学させていただきました。9月19日(木)456限課題研究授業の時間で見学させていただきました。訪問の目的は、試験走行を見学することでSLの魅力でもある迫力を肌で感じることです。また、多数の車輪がどのようにレールを追従しているかを観察することも目的の一つとしました。
注.この見学は、春日部工業高校の機械科課題研究授業で行っている「SL模型の研究製作」において東武鉄道車両部の協力を得て実現したものです。一般の方のイベント以外での見学はできません。
SL大樹試験走行見学の様子(南栗橋SL検収庫2024.9.19)
南栗橋SL検修庫訪問しました。
南栗橋SL検修庫訪問しました。
8月30日(金)に南栗橋にある東武鉄道SL検修庫を訪問しました。今回は、夏休みに入力したSLの図面で実際の形状がわかりにくい部分が 複数あったので、その形状確認を目的としています。当日は、前日に組み上がったという「C11 325」が検修庫にありました。既に殆どの部品が組み込まれた状態でしたので形状確認が困難な部品もありましたが、車輌部の皆さまのご協力で写真などを見せていただき殆どの問題を解決できました。東武鉄道の皆さまありがとうございました。
注.ライブスチーム製作のため、特別に見学させていただいています。一般の方は見学できませんのでご注意下さい。また、この件に関する東武鉄道さまへのお問い合わせもご遠慮下さい。
南栗橋駅の改札前に集合しました。台風の影響で雨天での訪問となってしまいました。
SL検修庫は、南栗橋車輌管区内にあります。見学会などのイベント以外では一般の方の見学ができない場所なので駅からSL検修庫までは東武鉄道の方の案内で移動しました。
SL検修庫の2階にある会議室を控え室として提供いただきました。
東武鉄道車輌部の方々に挨拶して作業開始です。
今回は、特別にSLの下部(ピット)に入らせていただけることになりました。油が落ちてくる可能性があるということなので、防護服をお借りしました。
今回、検修庫に入っていた車両は、「C11 325」です。私たちが作ろうとしている車輌は「C11 123」で、「C11」ということでは同じ設計図から製作されたものだそうですが、今回の訪問でブレーキ機構がかなり異なることが判明しました。よって、夏休みに描いたブレーキユニットの図面は描き直しとなってしまいましたが、車輌部の皆さまからいただいた詳しい資料でなんとか問題を解決できそうです。
作業が終了して記念写真を撮影しました。電車班のインスタグラム(kasukabekougyou_train)でも、動画で作業の様子を紹介していますのでこちらもご覧いただけたらうれしいです。また、9月19日(木)に行われる試験走行も見学させていただけるということで楽しみにしています。