機械科「SL大樹」製作の紹介

2024年5月の記事一覧

東武鉄道南栗橋SL検修庫見学と「SLの仕組み」の講義

東武鉄道南栗橋SL検修庫見学と「SLのしくみ」の講義

 5月13日(月)456限で、南栗橋にある東武鉄道南栗橋SL検修庫に見学を兼ねて「SLのしくみ」について講義を受けに行きました。今年度、東武鉄道のみなさまにお会いする第1回目の授業となりました。はじめに、東武鉄道 鉄道事業本部 技術統括部 車両部 車両企画課課長の関山之郭様からご挨拶いただき、その後、「SLのしくみ」と「C11 123 大樹の復元」について講義とビデオ視聴を行い、SL検修庫で分解整備中の「C11 325大樹」を見学、各部分を説明していただきました。東武鉄道の皆さま、ありがとうございました。

注.ライブスチーム製作のため、特別に見学させていただいています。一般の方は見学できませんのでご注意下さい。また、この件に関する東武鉄道さまへのお問い合わせもご遠慮下さい。


令和6年度機械科電車班16名と東武鉄道の皆さま

 東武鉄道の皆さまにご挨拶いただきました。

いただいた資料は、ひじょうにわかりやすかったです。

講義を受けながら重要なところをチェックしています。

図を用いて、たいへんわかりやすく説明していただきました。

ノートを一所懸命書いていました。

 SLの熱効率や最高速度など熱心に質問していました。

工場見学、「C11 123」が分解整備中でした。

車輪の大きさに圧倒されました。

後台車の構造もなかなか複雑です。「これつくれるかな?」

パワーピストンの構造を学んでいます。

まだ、図面を見ていないので、これが何処の部品かまったくわかりません。

昨年の先輩方が読解に苦労していた部品、何処の部分でしょう?

 前台車の車輪も分解されていました。

石炭が袋に詰められていました。

初めて見る石炭。ただの石?

この石炭はオーストラリア産だそうです。

東武鉄道のC11は、3車体あるそうです。このC11は、真岡鐵道で走っていたものだそうです。他にも、207(JR北海道)、123(東武鉄道で復元した車体)があるそうです。 

運転台にも上がらせていただきました。

運転台にあるレバー類や計器類は思っていたよりも複雑で、模型で再現するときどれが必要になるか考え込んでしまいました。

板バネといいます。昔は、コイルスプリングではなくコレが使われていました。

電車が脱線せずに走るためには、この斜めの角度が重要です。

時間が許すかぎり細部を確認しました。まだ、何もわかっていないので「これからいつでも見に来ていいよ。」というお言葉をいただいたので安心しました。

大迫力のSLを見学できて、SLの魅力に触れられた気がします。東武鉄道の皆さまありがとうございました。これからもよろしくお願い致します

 

 

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レール設置と電車運転練習を行いました。

レール設置と電車運転練習を行いました。  

令和6年度の課題研究も早いもので、本日で3回目の授業になります。ミニ電車製作(課題研究)の主目的は、東武鉄道車両管理部の方々のご協力のもと、実車の8.4分の1スケールのSL大樹のライブスチーム(石炭を燃やして蒸気の圧力で走る)を製作することですが、このテーマの目的には出来上がったミニ電車で地域の子ども達に喜んでもらうという事もあるため、過去に先輩方が製作したミニ電車を用いて乗車会ができるように準備しておく必要があります。そのため、レール設置や車体整備、運転方法なども練習します。

ドクターイエローで運転練習を行いました。 

実習棟廊下でレール設置練習を行いました。

レールのつなぎ目の段差を調整する方法を学びました。

バッテリーを充電して交換する方法を学びました。

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