2023年6月の記事一覧

【校長より】6/27 学校評議員会及び学校評価懇話会を行いました。

 今年度第1回目の学校評議員会及び学校評価懇話会を27日の午後2時15分から実施しました。今年度から新たに学校評議員として東武鉄道の杉田北春日部駅長様に就任いただきました。6時間目の授業を参観していただいた後、分掌主任、学科主任、生徒代表として生徒会長、副会長も加わり、学校評価懇話会を行いました。ICTの活用事例やわかりやすい授業について、アフターコロナの学校生活や文化祭等の行事運営について、コミュニケーションの重要性、地域連携など学校自己評価システムシートを元にしながら活発な意見交換をしていただきました。今後の学校運営について大変参考になりました。評議員の皆様、本日はお忙しいところ来校いただきましてありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

 

【校長より】6/26 技を磨き心を育む~関東大会出場決定~

 既に掲載のとおり、6月24日(土)に埼玉電気会館(さいたま市)で令和5年度ものづくりコンテスト埼玉大会(電気工事部門)が行われ、本校の和田飛鳥さんが第1位、永江遼さんが第2位となり、関東大会への出場が決まりました。お二人の努力に敬意を表します。誠におめでとうございました。標記大会は県内7校から14名の選手が出場し、その技を競い合いました。全員の選手が時間内に作業を終え、点灯試験も難なくクリアし、より細かい部分の採点で順位が決まるといったレベルの高さでした。4月25日に当ホームページで紹介させていただきましたが、今回の大会参加にあたり、関電工様からたくさんの実践的なご指導ご助言をいただき、選手たちも教員も大変参考になりました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。本校の選手たちは作業時間も早く、「迅速丁寧」を具現化できたのではないでしょうか。それとともに表彰の後、選手たちから各方面への感謝の気持ちを表すことばがあり、(当日もサポートメンバーがおりました)大変うれしく思いました。たくさんの支援があってこそ、成し遂げられることを学んだのではないかと思います。関東大会千葉大会はちょうど2か月後に行われます、埼玉県代表として2人の選手たちには「勝って兜の緒を締めよ」のことばを送りたいと思います。頑張ってください。

【校長より】6/23 初心忘るべからず

 現在、本校では3人の教育実習生の皆さんをお迎えしています。教科は国語、工業(電気)、工業(建築)で実習期間も異なりましたが、本日はその最終日。一昨日からヤマ場である研究授業が始まり、昨日、今日と3人の実習生の皆さんが緊張の中、その教壇に立ちました。研究授業は担当教官の先生以外にもたくさんの先生が参観し、場合によっては大学からも先生がいらっしゃいます。(昨日は日本工業大学の先生がお見えになりました。)私自身も30年前に実習生として初めて教壇に上がったとき、そして研究授業の様子は今でもよく覚えています。生徒たちの真剣な眼(記憶では45人くらい×2)が自分に向かってくるような得も言われぬ緊張と興奮。教員となってから幾多の授業を行いましたが、振り返ってみると教育実習時以上に膝が震えるようなことはなかったように思います。教育実習生の皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。生徒たちからは年がもっとも近く、勉強や進学、その他にもいろいろアドバイスしていただきました。ここ数日、新採用教員に関する暗いニュースが何件か報道されていましたが、教員の仕事は尊く、一生やり遂げる価値のあるものだと思っています。教育実習生の皆さん、是非採用試験を突破していただき、我々の同僚になってください。そして教壇に初めて立ったときの感動をいつまでも忘れず、学び続けていただきたいと願っています。これは自戒を込めた自分自身への言葉でもあります。7月9日の教員採用一次試験まであと少しです。頑張ってください!!

 

 

【校長より】6/21 県公立高校の募集人員発表

 いつも本校のHPを御覧いただきありがとうございます。既に掲載のとおり、機械科3年生の課題研究電車班が6月18日に行われた東武鉄道様「スペーシアXカウントダウンイベント」に参加させていただきましたが、その後多くの反響をいただきました。今週月曜日からのHP閲覧数は飛躍的に上昇し、1日4千以上のアクセスをいただいております。誠にありがたいことです。今後も本校の取組を常時発信していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 普段は本校の行事を中心に記事を書いておりますが、本日は県教育委員会から令和6年度の埼玉県公立高等学校第1学年の募集人員の発表がありましたので、この件について少し触れたいと思います。本校は前年度と変更なく、機械科、電気科、建築科それぞれ2クラスずつ計240名の募集となりました。中学生の皆さん、保護者様は希望の学校の募集人数を気にしていたことでしょう。おそらくこの後「入学者選抜実施要項」が県教育委員会から発表され、令和6年度入試について詳細がつかめてくるのではないかと思います。募集人員について見てみると工業高校は普通科の高校に比較して施設・設備の関係上、クラスの増減をしにくい面があるようです。県工業高校全体では昨年度、大宮工業高校と浦和工業高校の統合が発表され(令和8年度に新校ができる予定です)、その結果、令和6年度入試から浦和工業高校の募集が無くなりました。工業高校以外にも昨年度5件の県立高校統合が発表されたことにより、今回5校が募集停止となっています。校長として、また県公立高校に勤務する一人として、この現実を直視しなければならないと肝に命じています。今まで以上にそれぞれの学校の取組を広報していかなければなりません。また、本校においては改めて工業3科の教育内容や学科ごとの特長、進路状況等を丁寧にお伝えしていこうと考えております。いずれにせよ、県内の15歳人口は今後6万人を切り、その後も微減していく見込みであり、その中で各学校が生徒募集を行うことになります。埼玉において私立高校の台頭という言葉はもう数十年前からあるように感じますが、コロナ禍の影響もあってか、この3~4年通信制高校の人気が急上昇しています。この流れは今後も継続するのかもしれません。「タイパ」という語が浸透する中で、従来型(参集型)の学校の特長や魅力をわかりやすく発信し、選択していただく時代だと感じています。 

「令和6年度埼玉県公立高等学校第1学年及び専攻科第1学年並びに県立中学校第1学年生徒募集人員」(県教育局県立学校人事課)

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/24599/r6gaiyou.pdf

【校長より】6/19 開校60周年記念懸垂幕たなびく

 三者面談も終了し、学校は通常授業に戻り3日目です。(実は期末考査2週間前になっておりますよ!)先週末から暑い日が続いていますので、生徒の皆さんはどうか水分補給をまめに熱中症に気を付けて過ごしてください。先にホームページに掲載してもらいましたが、17日は科学部がグーかすかべの科学イベントに参加、18日は機械科3年生の課題研究電車班が東京スカイツリータウンで行われたスペーシアXのカウントダウンイベントに参加しました。両イベントとも大変盛況だったとの話をもらい、大変ありがたく感じました。このような貴重な場を与えていただけることは生徒たちの何よりの宝ではないかと思います。今後とも可能な限り、継続していきたいと考えております。さて、本校は昭和39年4月に開校し、本年度開校60周年を迎えております。この度、本校同窓会の皆様から開校60周年を記念する懸垂幕を寄贈いただき、本日設置させていただきました。今日はさほど風がありませんが、この梅田本町の青空の下、気持ちよさそうにたなびいています。北春日部駅のホームからもネイビーブルー地の幕がよく見えるのではないかと思います。後藤同窓会長様をはじめ、関係の皆様立派な懸垂幕をありがとうございました。