2022年10月の記事一覧
埼玉県産業教育フェアに向けて
埼玉県産業教育フェアが、11月12日(日)に、ソニックシティで開催されます。スタンプラリーで使用されるスタンプを本校機械科で製作中です。
スタンプ本体は、3Dプリンタで作成し、天には上下を示す矢印を浮き出しています。また、握りは非常に手に馴染む仕上げになっています。そして印影は、指定の図柄をレーザー加工機で精密に加工し、デジタル加工機がふんだんに活用されている一品となっています。
是非、産業教育フェア会場で、スタンプラリーにチャレンジして工業高校の加工技術を体験ください。
毎日の積み重ねが大切(安全教育)
機械科2年生の実習の様子を見学しました。
実習の開始前には全員で安全心得を確認します。
一、正しい服装
一、正しい姿勢
一、正しい操作
一、回転中は手を出すな
一、機械操作は手袋をするな
一、スイッチは二重に切れ
実習のたびにこの安全心得を確認することで、危険を伴う作業を安全にこなす技術者の心構えが染み込むように育まれます。
講義中の黒板にも、5Sの言葉が、
「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「躾」
作業の手本も無駄なくキビキビと、危険感知能力を養っています。
機械科だけでなく電気科や建築科でも同様に安全教育は実習の度に指導しています。
【産振南埼玉支部】発明創意くふう展及び研究発表会
9月30日(金)午後、本校視聴覚室、大会議室を会場に産業教育振興会南埼玉支部の発明創意くふう展及び研究発表の審査を行いました。
春日部市、越谷市、八潮市、蓮田市、久喜市、白岡市、宮代町の7市町から推薦された工夫やアイディアに溢れる作品が、小学校30作品、中学校29作品、研究発表(中学校)10点が集まりました。審査は、小中学校の役員・専門委員が厳正に行い、上位県大会に推薦する作品を決定しました。各市町から推薦された作品だけあって力作ばかりで感心させられました。県大会でも是非入賞して欲しいと願っています。
小中学校時代に自分で考えて一つの作品を作り上げる「ものづくり」や「研究発表」の経験は貴重なものです。夏休みに作品を作った一人一人の子どもたちの大きな成長に繋がっていると思います。
当日の運営や審査は、南埼玉支部の小中学校の先生方に支えていただきました。心から感謝します。春日部工業高校は、地域の小中学校と連携協力して産業教育を支えていきます。