2021年10月の記事一覧
体育 研究授業
県保健体育課と総合教育センターから指導主事に御視察いただき、体育の研究授業を行いました。
種目は、柔道と選択授業でソフトテニスとバスケットボールです。
柔道では、勝ち負けでなく経験を大切に礼儀作法や相手を尊重する態度を養いつつ、袈裟固や肩固を習い安全に組み合あって柔道を楽しんでいました。
ソフトテニスでは、経験者から初心者まで技能の差はありますが、担当教員の的確な声掛けで徐々にフォアハンドでボールをコントロールできるようになっていました。
バスケットボールでは、男女共習でバスケットを楽しみながら運動量の多い授業を展開していました。各チームで課題を発見しミニゲームで勝つための戦略を主体的に考える様子がありました。
いずれの種目も、スポーツを楽しんでいる生徒の楽しそうな顔が印象的でした。
スポーツの楽しさを教わる機会は、高校の体育が最後となる生徒も多いと思います。スポーツの楽しさを理解し生涯にわたって豊かなスポーツライフを送ってほしいと思います。
お忙しいところご指導いただいた指導主事の方々に感謝いたします。
建築科3年生の製図
建築科3年生の製図の授業を見学しました
新しいケント紙が渡されて、ラーメン構造の作図の初日です。
各々が、資料を読み解き、迷うことなくと作業を進めています。
図面中の細かい寸法にも、それぞれ理由があるようです。
図面を読み解くにも、知識が必要なようですが、
さすが3年生だけあって、1年生から積み上げている経験が生きています。
ある生徒に問いかけたら、製図は早さを重視しているとのこと。
担当の先生も1から図面を引いていました。どちらが早いか。
春工進学力向上プロジェクト
大学等への進学希望者の一段階高い夢の実現を果たすサポートするために、「春工進学力向上プロジェクト」が発足しました。
現状でも、指定校推薦入試や総合型選抜(AO入試)を活用し、希望する大学に進学を果たしていますが、「春工進学力向上プロジェクト」では、進学希望者一人一人が自分の能力を十分に出し切って、より納得のいく進路実現を果たせるようにサポートすることを目指しています。
工業高校のカリキュラムは、普通科に比べ英語や数学など共通教科の時間数が少なくなっています。そのため一般入試を受験して希望大学の合格を勝ち取ることは、かなりの努力が必要です。
そこで、このプロジェクトでは大きく次の2点の検討に取組みます。
(1)工業高校らしく工業で学んだ知識や技術を活かして、より質の高い進学を目指すためにはどのようにすればよいか。
(2)進学希望者の学習をどのようにサポートするか。
このようなことは、今までの進路指導、学習指導でも取り組んできたことですが、「プロジェクトチーム」として、ベクトルを揃えて情報収集や対策を検討し、進路指導や学習指導の改善に繋げていきます。
工業という経験や体験を重視した学びで培った非認知能力は、きっと進学にも役立つはずですし、大学に入学してからも強みになるはずです。そのような工業高校生の特色を活かしたより質の高い進路実現をサポートします。
今後、プロジェクトの取組みや学力向上に関する内容を春工進学力向上プロジェクトでご紹介します。