図書室より

2024年11月の記事一覧

「紹介した本」の紹介

図書館ではこんなご依頼も受け付けています。

『「紹介した本」の紹介』

授業で先生方が紹介した本を、図書館で案内します。

「先生が話題に出した本」の利用は、思った以上に多いです。

授業の中で紹介した本はもちろん、導入の話題でちょっと触れたものでも探しに来る生徒がいます。

 

今回は「地理総合」の授業で先生が紹介した本を展示しました。

紹介があったことを先生が午前中に伝えて下さったのですぐに目立つ場所に出したのですが、昼休みに入った途端に貸し出されていきました。

直後にもう一人探しに来てくれたのですが、タッチの差で間に合いませんでした。

放課後にも数人借りに来て、「また来ます!」と言っていました。

副本があれば良かったのですが…。

もし授業で本を紹介したら、ぜひ図書館にもご一報ください!

(早めにご連絡いただければ冊数を揃えることも可能です)

 

図書委員研修交流会

昨日、春日部高校にて春日部地区の高校生の研修交流会を行いました。

 本校からは、図書委員会の生徒6名が参加してくれました。

他校の生徒たちと交流できる貴重な機会ということもあり、彼らはこの日をとても心待ちにしていました。

『心踊る旅立ち』

▼無事に到着!

記念撮影

春日部工業の生徒は司会という重役を任され、とても緊張している様子でしたが、頑張ってやり遂げてくれました。

▼司会の様子

司会

 この会では、本校に加え、春日部・春日部女子・春日部東・庄和高校の生徒が2つの企画を通して交流を深めました。

 

1つ目の企画は、「みんなで本をもちよって」というもので、お題のカードの質問に対して、回答を本の中から探して発表し、一番よかったものを選ぶゲームです。

 生徒たちは、初対面ということもあり非常に緊張していましたが、それぞれが持ち寄った本の話題で盛り上がったり、企画を通して笑いが起きたりしていて全体が非常に良い雰囲気で始めることができました。

▼「みんなで本をもちよって」で選ばれた本

みんなで本をもちよって

 

2つ目の企画では、「Title-Chain(タイトルチェイン)」というものを行いました。班で協力して本のタイトルをしりとりで繋いでくゲームで、繋いだタイトルの数や実物の本を見つけた数、さまざまな条件の達成などを点数化することで競うゲームです。

 1つ目の企画とは違う班編成で行いましたが、すっかり慣れたのか終始会話や笑顔が絶えず、楽しんでいました。

 実際にゲームが始まると各班の作戦会議や役割分担などが行われ、時間制限もあるため忙しなく人が行き交い、コミュニケーションがとられていて、見ているこちら側も楽しい気持ちにさせてくれました。

▼「Title-Chain」の様子

Title-Chain

 全ての企画が終わると閉会式が行われ、ここでも春日部工業の生徒が司会を務めてくれ、楽しく会を終わることができました。

 

 その後、教員の方からお話をさせていただきました。本会のような貴重な機会の重要性や主体的・対話的に他者と関わることの大切さなどを伝えることができたと思います。

▼最後の言葉

最後のお話

 今回の研修交流会は、他校との交流ということもあり少し不安もありましたが、実際に始まってみればそのような不安も吹き飛ばすくらいの楽しい会になっていました。今後もこのような機会が増えるとさらにいいのかなと感じました。