【校長のブログ】12/11 無用の用
一昨日から始まった期末考査も本日で3日目となりました。生徒諸君の出来栄えはいかがでしょうか。明日はいよいよ考査最終日。最後まで緊張感をもってベストを尽くしてください。時間はまだまだありますよ。皆さんの頑張りに期待しています。さて、日本時間では本日の早朝に今年度のノーベル賞受賞式がスウェーデンのストックホルムで開催されました。2か月前に報道があったとおり、今年は日本から大阪大学の坂口志文特任教授(生理学・医学賞)、京都大学の北川進特別教授(化学賞)の2人がそれぞれ受賞され、なんだかとても誇らしい気持ちになります。お二人はこれからいろいろな場で講演等されると思いますが、今日のタイトル「無用の用」は授賞式に先立ち北川さんが記念講演の際、紹介したことばです。北川さんが座右の銘としてきたのは荘子の「無用の用」(=一見役に立たないと思われるものが実は大きな役割を果たしている)でこのことばを学生時代に知り、とても印象的だった、研究にも強い影響を与えたと話したそうです。北川さんは、10月にノーベル賞受賞の決定が報道されたときも、坂口さんとともに基礎研究の大切さを繰り返し説いておられました。タイパやコスパなどの言葉に代表されるように、効率の良さだけをゴールに据えてしまっては見えるものも見えなくなる可能性があります。研究の場、ひいては教育の場、学ぶ者すべてにあてはまる奥深いことばだと思いました。私も大切にしたいと思います。