校長より

記事

庄和の大凧を寄贈いただきました

道の駅庄和様から、春日部大凧祭りで有名な大凧の図柄をした凧を寄贈いただきました。11月5日・6日に実施したコラボ「わくわく体験イベント」の御礼とのことです。日頃の生徒の学習の発表の場をご提供いただけるだけでなく、このような心遣いをいただき心から感謝申し上げます。

この凧は名が高くまで上がるという縁起物で出産祝いや節句などのお祝い品に贈られる方が多いそうです。凧に画かれている文字は「建築科」。長年コラボレーションさせていただいているので、「機械科」「電気科」と3学科の凧が校内に揃いました。縁起物の凧の如く、三学科の生徒たちが高くまで名をあげてくれることを願います。

 

 

ICTの活用に関する研究授業

11月10日(木)、機械科1年B組の工業情報数理の時間で、総合教育センターで取り組んでいる「GIGAスクール構想における1人1台/BYOD環境を生かしたICTの活用に関する調査研究」の研究授業を実施しました。

単元は「情報化社会のモラルと管理」で情報社会の中で自他の権利を守ることや情報モラルの重要性を理解します。スマホで回答した内容をリアルタイムで集計することができるMentimeterで、クラスメイトのスマホの使用状況や人それぞれの感じ方の違いを実感したり、グループで共通のボード上にお互いの意見を書き込みすることができるGoogle Jamboardを活用して「情報発信で気をつけること」についてグループの意見をまとめて発表する授業を行いました。グループごとに様々な視点で見事に意見をまとめ上げました。

令和5年度入学生から1人1台学習用端末環境の整備が進みます。その環境を有効活用する好事例となる授業でした。 

 

異校種授業研修会

11月4日(金)、総合教育センター主催の異校種授業研修会の会場に本校を活用いただきました。教職5年目を迎えた幼稚園、小中学校、特別支援学校の先生方37名が来校され授業見学や研究協議を行いました。

工業高校に初めて足を踏み入れた先生方も多かったと思いますが、工業高校の学びの特色や面白さをご理解いただければ幸いです。

本校をSTEAM教育の拠点として活用していただき、幼稚園、小中学校、特別支援学校との交流で教育効果を高めるなど夢が膨らみます。

 

埼玉県産業教育フェアに向けて

埼玉県産業教育フェアが、11月12日(日)に、ソニックシティで開催されます。スタンプラリーで使用されるスタンプを本校機械科で製作中です。

スタンプ本体は、3Dプリンタで作成し、天には上下を示す矢印を浮き出しています。また、握りは非常に手に馴染む仕上げになっています。そして印影は、指定の図柄をレーザー加工機で精密に加工し、デジタル加工機がふんだんに活用されている一品となっています。

是非、産業教育フェア会場で、スタンプラリーにチャレンジして工業高校の加工技術を体験ください。

毎日の積み重ねが大切(安全教育)

機械科2年生の実習の様子を見学しました。

実習の開始前には全員で安全心得を確認します。

一、正しい服装

一、正しい姿勢

一、正しい操作

一、回転中は手を出すな

一、機械操作は手袋をするな

一、スイッチは二重に切れ

実習のたびにこの安全心得を確認することで、危険を伴う作業を安全にこなす技術者の心構えが染み込むように育まれます。

講義中の黒板にも、5Sの言葉が、

 「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「躾」

作業の手本も無駄なくキビキビと、危険感知能力を養っています。

 

機械科だけでなく電気科や建築科でも同様に安全教育は実習の度に指導しています。

【産振南埼玉支部】発明創意くふう展及び研究発表会

9月30日(金)午後、本校視聴覚室、大会議室を会場に産業教育振興会南埼玉支部の発明創意くふう展及び研究発表の審査を行いました。

春日部市、越谷市、八潮市、蓮田市、久喜市、白岡市、宮代町の7市町から推薦された工夫やアイディアに溢れる作品が、小学校30作品、中学校29作品、研究発表(中学校)10点が集まりました。審査は、小中学校の役員・専門委員が厳正に行い、上位県大会に推薦する作品を決定しました。各市町から推薦された作品だけあって力作ばかりで感心させられました。県大会でも是非入賞して欲しいと願っています。

小中学校時代に自分で考えて一つの作品を作り上げる「ものづくり」や「研究発表」の経験は貴重なものです。夏休みに作品を作った一人一人の子どもたちの大きな成長に繋がっていると思います。

当日の運営や審査は、南埼玉支部の小中学校の先生方に支えていただきました。心から感謝します。春日部工業高校は、地域の小中学校と連携協力して産業教育を支えていきます。

 

PTA実習見学会

9月26日(月)~9月30日(金)までは、PTA実習見学会です。各クラスの実習の時間に合わせて授業公開を行っています。コロナ禍のため、昨年度は実施できませんでしたので、保護者の皆様には久しぶりの工業科の授業を見学する機会となりました。

専門的な説明も多かったかと思いますが、お子様の普段の生活では見られない実習中の真剣な表情や、グループで和気あいあいと協力しながら作業を進める姿をご覧いただけたと思います。お忙しい中、御参加いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。

なお、今週は校内でも授業公開週間としています。教職員がお互いの授業を観察しあうことで、授業力の向上と生徒理解を深めます。

ものコン電気工事部門直前です

埼玉県工業高校生ものづくりコンテスト電気工事部門が、6月25日(土)に開催されます。

本校からも電気科3年生の2名が選手として出場します。本番直前となり練習も熱が入っています。彼らは、このコンテストに向けて毎日練習を重ねてきました。また、株式会社関電工のスペシャリストの方々にも御指導をいただきました。

そして、テーブルの後ろでは廃材を整理してくれる仲間がいます。選手をサポートする献身的な姿勢に私も頭が下がります。当日は、県内から強豪選手が集まりますが、仲間に感謝すると共に、自分が重ねてきた鍛錬を信じて、存分に実力を発揮して欲しいと思います。

 

第2種電気工事士筆記試験に向けて

通勤電車の中では、多くの高校生が英単語を暗記していたり、スマホをいじっています。その中で、電気工事士の問題集を開いている本校の生徒を見かけました。
明日は、第2種電気工事士試験の筆記試験があります。本校は、県内の工業高校でもトップクラスの合格者数を誇っています。
受験する93名の生徒に皆さん、毎朝の補習で実力は身についていると思います。明日は自分を信じで全力を尽くしてください。

令和4年の始まりです

格技場では、朝早くから柔道部が恒例の寒稽古を行っていました。柔道場は、多くの柔道部関係者に来校いただき校長室にも伝わるぐらい熱気に溢れていました。その他にもグラウンド、体育館、剣道場と多くの部活が活動をスタートしています。

電気科管理室前で検温の文字とともにお正月飾りを見つけて、電気科の先生方のちょっとした心遣いを感じました。現在、オミクロン株が心配されますが、令和4年も生徒の皆さんが活躍できる良い年になりそうです。

 

フィールドワークが大切です

2学期の終業式を迎えました。

9月当初は、午前と午後の分散登校からスタートしましたが、学校行事も、遠足、春工祭、そして、3年生の修学旅行と実施することができました。生徒、保護者の皆様の感染症対策へのご協力のおかげだと思います。感謝申し上げます。

2学期は、地域や企業の方々のご協力で「道の駅庄和わくわく体験イベント」や「春工フェス@イオンモール春日部」など、生徒が地域と交流するイベントを安全に実施することができました。おかげさまで参加した生徒にとって大きな成長の場となりました。

さて、電気実習棟2階に、電気科3年生が、電力技術の授業で調査した送電用鉄塔の写真が掲示されています。全員が地元を回って調べた送電用鉄塔で、これだけの数になりますので、写真だけでも圧倒されると同時に、様々な送電線があることに気づかされました。送電線の先は、皆さんの生活に繋がっています。電気科3年生は、このフィールドワークをとおして、社会のインフラを支える仕事の誇りを感じ取ったと思います。

未来を拓く学びプロジェクト研究授業

 本校では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて埼玉県が推進する「未来を拓く学びプロジェクト」に取り組んでいます。本日は、知識構成型ジグソー法を用いた研究授業を、1年生理科「科学の人間生活」で行いました。テーマは、「しょう油作り」です。身近なしょう油を題材に、どうやってしょう油のうま味や香り、色が生まれるかを理解していきます。

 授業の概要ですが、まず、学習班をA・B・Cに分けて、Aが「アルコール発酵」、Bが「乳酸発酵」、Cが「もろみ」の3つのテーマを、それそれのプリントを基に教え合いながらエキスパートとしての知識を蓄えました。次にそれぞれの知識をもったエキスパートを1人ずつ3人で班を作り、お互いが学習したことを教え合い、知識をつなぎ合わせていくことで、しょう油のうま味、香り、色が生まれるり理由を探っていき、意見をまとめました。班の意見は、スマホからグーグルフォームに入力しします。それをプロジェクタに映しながら班の意見を発表し全員で共有します。

 生徒自身が言いたいこと(言わなくては問題を解決できない)をもって 、それぞれの知識を主体的にまとめあげ、課題を解決する様子が授業の中から伝わる「しょう油作り」の科学を深めた授業でした。

 

カビの観察(科学と人間生活)

実験・実習は工業の専門科目ばかりではありません。

本日の1年生「科学と人間生活」の授業では、光学顕微鏡を用いてカビの胞子を観察する授業です。事前に準備されたパンのカビをセロハンテープで採りスライドガラスに貼り付けて観察します。菌糸、胞子、胞子形成細胞が良く見えました。顕微鏡を見ながら各自スケッチします。

その後、ボルボックス、ブレファリスマ、ゾウリムシを選んで観察、ゾウリムシは動きが回るので観察は難しそうでした。

最後にスギナの胞子を提示実験で観察、息を静かに吹きかけると・・・。

小さなシダ植物の胞子にも、生存するための仕組みがあり感心させられました。

 

授業担当者の事前準備に時間と手間がかかりそうですが、興味深い実験でした。

体育 研究授業

県保健体育課と総合教育センターから指導主事に御視察いただき、体育の研究授業を行いました。
種目は、柔道と選択授業でソフトテニスとバスケットボールです。
柔道では、勝ち負けでなく経験を大切に礼儀作法や相手を尊重する態度を養いつつ、袈裟固や肩固を習い安全に組み合あって柔道を楽しんでいました。
ソフトテニスでは、経験者から初心者まで技能の差はありますが、担当教員の的確な声掛けで徐々にフォアハンドでボールをコントロールできるようになっていました。
バスケットボールでは、男女共習でバスケットを楽しみながら運動量の多い授業を展開していました。各チームで課題を発見しミニゲームで勝つための戦略を主体的に考える様子がありました。
いずれの種目も、スポーツを楽しんでいる生徒の楽しそうな顔が印象的でした。

スポーツの楽しさを教わる機会は、高校の体育が最後となる生徒も多いと思います。スポーツの楽しさを理解し生涯にわたって豊かなスポーツライフを送ってほしいと思います。

お忙しいところご指導いただいた指導主事の方々に感謝いたします。

建築科3年生の製図

建築科3年生の製図の授業を見学しました
新しいケント紙が渡されて、ラーメン構造の作図の初日です。
各々が、資料を読み解き、迷うことなくと作業を進めています。
図面中の細かい寸法にも、それぞれ理由があるようです。
図面を読み解くにも、知識が必要なようですが、
さすが3年生だけあって、1年生から積み上げている経験が生きています。
ある生徒に問いかけたら、製図は早さを重視しているとのこと。
担当の先生も1から図面を引いていました。どちらが早いか。

 

春工進学力向上プロジェクト

大学等への進学希望者の一段階高い夢の実現を果たすサポートするために、「春工進学力向上プロジェクト」が発足しました。
現状でも、指定校推薦入試や総合型選抜(AO入試)を活用し、希望する大学に進学を果たしていますが、「春工進学力向上プロジェクト」では、進学希望者一人一人が自分の能力を十分に出し切って、より納得のいく進路実現を果たせるようにサポートすることを目指しています。
工業高校のカリキュラムは、普通科に比べ英語や数学など共通教科の時間数が少なくなっています。そのため一般入試を受験して希望大学の合格を勝ち取ることは、かなりの努力が必要です。
そこで、このプロジェクトでは大きく次の2点の検討に取組みます。
(1)工業高校らしく工業で学んだ知識や技術を活かして、より質の高い進学を目指すためにはどのようにすればよいか。
(2)進学希望者の学習をどのようにサポートするか。
 このようなことは、今までの進路指導、学習指導でも取り組んできたことですが、「プロジェクトチーム」として、ベクトルを揃えて情報収集や対策を検討し、進路指導や学習指導の改善に繋げていきます。
工業という経験や体験を重視した学びで培った非認知能力は、きっと進学にも役立つはずですし、大学に入学してからも強みになるはずです。そのような工業高校生の特色を活かしたより質の高い進路実現をサポートします。

今後、プロジェクトの取組みや学力向上に関する内容を春工進学力向上プロジェクトでご紹介します。

オンライン授業研修会

緊急事態宣言の中で2学期がスタートしました。現在、本校では教室内の生徒同士の間隔を十分に確保するため、午前と午後で登校する生徒を半分にする分散登校を行い、自宅で学習する生徒は課題に取り組むように指示をしています。

緊急事態宣言が9月30日まで延長されたことを踏まえ、今後はオンラインでの授業が想定されることから、本日、google meetを使ったオンライン授業の研修会を開催しました。

既にオンライン授業を実践されている先生を講師に、実際の授業を想定し、効果的な画面共有の方法や飽きさせない授業の進め方を研修しました。

リモート補講

8月4日(水)、生徒がいない小会議室から、英語の授業の声が聞こえました。英語検定を受験する生徒からの要望で個別に補習を計画していたそうですが、緊急事態宣言を受けて、google meetを活用してリモートで補習を行っているそうです。

その他、校内では、暑い中、とび技能検定や第1種電気工事士など多くの生徒が補習に参加しています。生徒の皆さんには、今、できることを工夫して、資格や検定にチャレンジして自分を高めてほしいと思います。

猛暑の中、生徒の補習に取組んでいただいている先生方に感謝です。

 

技能検定3級とび職講習会

7月9日(金)放課後、3級とび技能検定の講習会がスタートしました。今回は建築研究部の8名が受験をします。本日は、熟練技能者である野口様、山口様に御指導いただきました。

梅雨空で時折り小雨の降る中の講習会となりましたが、実際の現場では雨の日も作業をおこなうこともあります。今回の講習会をとおして仕事の厳しさも体感してほしいと思います。

本日は初日ということで、足場組立の作業に戸惑っている生徒もいましたが、実際の工事現場で活躍されている熟練技能者の指導のもと、数週間後には機敏な動きに上達するとともに、仕事に対する心構えもしっかりと培われていくことでしょう。

ジュニアマイスター顕彰説明会

6月25日(金)、令和3年度前期ジュニアマイスター顕彰申請の説明会がありました。多くの資格取得にチャレンジした生徒が説明会に参加していました。自分の個性を伸ばすためにも、是非、多くの資格取得に高校時代にチャレンジしてほしいと思います。そして、ジュニアマイスターも一つの目標になると思います。

※ジュニアマイスター顕彰とは、全国工業高等学校長協会が工業系学科の生徒が職業資格の取得や技術・技能検定の合格を通して、工業に関する知識・技術・技能を習得し、自信と誇りを持って、産業界で活躍できるよう励ますことを目的した顕彰制度です。検定や資格の難易度によって点数が定められ、高校在学中に取得した合計点で45点以上がゴールド、30点以上がシルバー、20点以上がブロンズとして表彰されます。

第2種電気工事士試験(筆記)直前です

 第2種電気工事士試験(筆記)が、5月30日(日)に行われます。今朝7時40分、電気計測実習室と視聴覚室を覗いてみると、熱心に模擬試験に取組む生徒の姿がありました。今回の申込者は142名、電気科の生徒はもちろん、機械科、建築科の生徒も62名の申込みがありました。電気科以外の生徒の受験者が多いのも本校の特徴です。筆記試験合格に向けてラストスパートで頑張ってほしいと思います。長期に渡って朝補習を指導してくださる電気科の先生方に感謝します。

君塚忠男先生(本校元学校歯科医)が瑞宝双光章を受賞されました

長年にわたり本校の学校医をお引き受けいただきました君塚忠男先生が瑞宝双光章を受賞されました。本日、校長より伝達させていただきました。誠におめでとうございます。
君塚先生は、昭和50年から今年3月までの45年間の長期にわたり本校の学校歯科医を務められました。また、平成16年から12年間、本校の学校評議員も兼務され、学校運営と学校保健教育の両面から御協力いただいております。
先生は、現役の歯科医として春日部市内で治療にあたられていらっしゃいます。益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

体育祭有志応援団打合せ

 コロナ禍の中で、学校行事には感染症予防のため様々な制限があります。

 今年度の体育祭は、競技種目の変更など感染症対策を十分に生徒会で検討しながら実施する予定です。

 生徒会からの提案で体育祭の昼休みに有志の応援団による応援を行うことになりました。本日、打合せのため有志希望者が視聴覚室に集まりましたが、思った以上の人数です。 

 

 

 

 

 

 

 長引く自粛生活で、多くの人が不安や悩みを抱え、ストレスを感じていると思います。母校愛に溢れる有志応援団の生徒の皆さんで、多くの人に元気を届けて欲しいと思います。